別荘を買う目的は？

前回のブログで、別荘を定住用の住宅として購入する方が増えているということを書きました。

しかし、もちろん別荘を別荘として利用するために購入する方もいらっしゃいます。

先週は木曽の中古別荘のご案内が２件ありました。どちらも別荘として利用のお客様でした。

賃貸物件がないのでその代わりとして

一人目のお客様は、中京圏からのお客様で木曽に仕事で来ることになったそうです。１年か２年ほどの短期間なので初めはアパートや貸家を探していたのです。

しかし、木曽で適当な物件がなく、いっそ安い別荘を購入したらどうかと見学に来られました。

賃貸をお探しのお客様に時々私もおすすめする事があるのですが、もともと割安な中古住宅であれば、２年後でもさほど変わらないで売却も可能となり、そのまま賃貸をして収益物件とすることもできます。

もちろんリスクもありますので、安易におすすめする訳には行きませんが、経営者の方などで法人で購入されるのであれば、登記費用や仲介手数料など購入にかかる費用も経費として扱う事ができます。

仲間で使うシェア別荘として

もう一組のお客様は中年のご夫婦でした。野鳥や天体観測、写真撮影などをしている仲間たちで泊まる遊び小屋として物件を探しに来られたそうです。

修繕などは自分たちでできるので、建物の状態はたとえ少し悪くても安い物件が良いという事でした。

いくつかご案内したなかで、売主様が高齢で数年来る事ができなくなっていて放置状態になっており、片付けもできないので全て現場で引き渡す代わりに安くしても良いという物件が一番ぴったりだったようです。

ちなみに仲間どうしで使う場合でも所有は共有にしてしまうといざ売却しようとした時に全員意見が一致しないと売却できないなど問題が起こりやすいので、なるべく名義はお一人もしくはご夫婦にした方が良いです。

独身のアウトドア好きの方の隠れ家として

これまで別荘利用で仲介させていただいたりご案内をさせていただいたお客様の多くは、アウトドア好きの独身もしくはお子様のいない若いご夫婦でした。

関西圏や中京圏で普段しっかりとお勤めをされているけれど、週末は夏はバイクや渓流釣り、冬はスキーやスノボを楽しむというような方のベース基地、隠れ家としてはコンパクトな200万円前後の中古別荘はちょうど良いそうです。

自然の中での子育て空間として

これまで何十組みもご案内させていただいている中で、成人前のお子様がいるご家族は数組しかありませんでした。

金銭的な理由だけでなく、最近では習い事やスポーツクラブに入っているお子さんがほとんどなので、家族で出かける時間も少ないようです。

でも、もしご夫婦がお子さんと同じ土日に休む事ができるなら、週末や長期休暇の別荘として家族で自然の中で過ごすのはいかがでしょうか。

クラブや習い事で成長することや、いろんな所に旅行に行く体験も貴重ですが、同じ場所での季節の変化を体験し、家族と深く触れ合う時間を繰り返しもつことには変えがたいものがあるのではないでしょうか。

木曽の別荘物件はこちら

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