理想的な空き家活用
運と縁とタイミング
売るのも買うのも貸すのも借りるのも、不動産は似たものはあっても二つとして全く同じものがないので、希望が叶うのは運と縁とタイミングにかかっているとよく言っています。
この空き家、綺麗に手入れされていましたので、状態は良いのですが、築後50年以上経っており、一番の難点は2m以上の道路に接していないため、再建築ができません。
何年か前までは住宅として使っていたのですが、別の場所に新築して空き家になり、所有者さんがピアノの先生をしているので月に何度かは教室に使っていたのですが、手放すことになりました。
不動産は立地次第
前述した通り、一筋縄ではいかない物件。普通に売買や賃貸をするのは難しい住宅です。
しかしこの住宅は、中心市街地の商店街の裏手にあります。この立地に価値がありました。
まちなかでシェアハウスをやりたいと以前から適した物件を探していた知人のKさんにぴったりだと思い紹介したところ、すぐに気に入りました。
所有者さんは賃貸ではなく手放すことを希望し、Kさんは購入するだけの予算はなく賃貸を希望したのですが、そのギャップは当社でアレンジ。
シェアハウスプロジェクト進行中
Kさんまだ20代ですが、以前無職の時に別のシェアハウスリノベーションやイベントの設営など様々なお手伝い無償でしていて、「スーパーニート」なんて呼ばれていたそうです。
そんな彼なので、仲間が手伝いに駆けつけてくれたり、建材や工具、家電などいろんな人がタダだったり格安で提供してくれています。
空き家活用がうまくいくポイントは?
今回は、空き家が理想的に活用された事例です。うまくいくポイント3つありました。
1、所有者が経済的な対価にこだわらず、喜んで活用してくれる人があることをまず第一に望む。
2、利用者がなるべく自分の手(仲間やボランティアを含め)でできることはする。
3、交渉にしろ工事にしろ、自分でできないこと、専門家に任せたほうがいいことは専門家に任せる。
3番はちょっと我田引水的な感もしますが(笑)いや、任せてくれれば意外といい仕事しますよ!
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