土用は夏だけじゃありませんよ
土用と聞けば「土用の丑の日」を思い浮かべ、夏にウナギを食べる日だと思っている方が多いと思います。
でも実は、土用というのは立春、立夏、立秋、立冬の直前18日間のことを言い、一年に4回その期間があります。
四季の変わり目に土用という期間を挟むという、陰陽五行の考え方です。春秋戦国時代の中国で生まれ、日本には奈良時代に伝わり独自の発展をしたのですが、明治政府の西欧化により迷信とされ暦とともに廃れてしまっています。
季節の変わり目はよく体調を崩しやすいと言いますよね。陰陽五行ではこの季節の変わり目である土用の期間はその季節にあった食べ物を食べて体をしっかり養生する時だと言われています。
そんな今の私たちが忘れてしまった、自然のサイクルにあった暮らしの知恵や体、食べ物などについて学ぶ、「伊那谷土用塾」という会がもうかれこれ5年以上続いています。
もともと発起人は故海老原よしえさんで、私も彼女に紹介されて数年前から参加し、開催のお手伝いもしています。
毎回の冨田さんのお話では、西洋文明の影響で忘れてしまった(忘れさえせられてしまった?)人の体や自然の流れについて様々な学びがあり、年4回、季節の変わり目ごとに自分の体の状態を振り返ってみる機会にもなります。
お話の前には、高遠民泊よしよしさんの季節の野菜や野草などを使った自然豊かな美味しい料理をみんなでいただきます。
前回、今回と会場としてお借りしたのは、高遠の城下町で旧中村家住宅という江戸時代前期の古い町屋を伊那市が寄付を受けて、大がかりに改修し、飲食やイベントのできるスペースとした「環屋」
まだ市民の方でも知らない方も多いかと思います。チャレンジショップ的に入れ替わりでのランチ営業もしているようですので、花見に行きがてらぜひ寄ってみてください。
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