相続不動産の処分
東京出張の二日目は、現在は首都圏にお住まいで長野に不動産をお持ちのお客様を訪問してきました。
1件目のお客様は、当社で貸家を管理していた所有者さんが先月急逝され、お線香を上げさせてもらいながら今後についてを奥様とご相談。
もともとその家はご主人のご両親が無くなって空き家になったものをたまたま当社に相談問い合わせいただいたのですが、もともと当社で昔建てさせていただいた家で、私もそのご両親をよく存じ上げていました。
今回は、相続の相続になってしまいましたので、賃貸する方がいいのか、売却をする方がいいのか、誰にどのような形で相続するのがいいのか、ご家族の今後の生活などをお聞きしながらアドバイスをさせていただきました。
2件目のお客様は、伊那に空き家になっている生家やその他の不動産をお持ちの地主さん。
大手企業の役員を務められ、今でも別の会社の社外取締役もされているということで、田舎に戻ることはできないけれど、夏場を中心に伊那に帰る二地域居住をされていくご予定だそうだ。
そのかたの所有する土地を購入したいというお客様があり、ご相談に横浜にあるご自宅を訪問させていただきました。
その他、所有する土地や建物を含め、地元で有効に活用してくれる人がいれば、無理のない商売が成り立っていく価格で売ったり貸したりしようと考えているというお話をいただき、とてもありがたかった。
「うちはお金に困っているわけではないから、無理に安く売ったり貸したりする必要はない」というセリフが地主さんからはよく出てくる。
”多少の家賃をもらいつつ様々な心配をするくらいなら空き家にしておいた方が良い”とか”対して高く売れるわけでも無いなら先祖代々の土地を自分の代で売ることもない”など。
そんな地主さんの気持ちもよくわかります。しかし、このお客様のように、”自らは田舎を出てしまったが、所有する不動産を有効に活用してもらうことが生まれ故郷に対して少しでも貢献になる”という考えをもつ地主さんが増えてくれるとを期待しています。
田舎暮らしの1位を目指してブログランキングにも登録してます。よかったなと思ったらポチッと下のバナーをクリックご協力お願いしますね!
にほんブログ村
最近のコメント