北海道の義経伝説の地で田舎について考える
頼朝に追われ、奥州平泉で自害した源義経が実は生きて北海道に渡り、ハンガンカムイというアイヌの神として崇められていたという伝説を知っていますか?
日高地方にある平取町という町に、義経公を御神体として祀る義経神社があり、ご縁をいただき昨年よりその崇敬会員となりました。
今回初めて、全国から会員が集まるツアーに参加し参拝することができました。この神社は義経公にちなんで、勝負事など願望成就のご利益があります。
一緒に参加した伊那にも遊びに来たことのある福岡の友人から、「伊那と同じくらい田舎だね」と言われて、「いやいや、伊那はここまで田舎じゃないでしょ?」といったものの、はた目にはどうでしょう?
福岡からの距離は伊那市と平取町ではほぼ倍ですが、千歳空港からレンタカーを借りれば1時間で来ることのできるこのまちの方が圧倒的に時間距離は近い。
平取町の人口5000人に対し、68,000人の伊那市といっても福岡の158万と比べれば誤差の範囲。”どっちも小さい”というだけ。
工業や商業の規模が多少大きくても、全国的に誰でも知っている会社の本社がある企業城下町でもない限り、外に対してのアピール力はない。
この神社のような、全国にここにしかないものがそのまちにあり、会いたい人がいてそこに行こうという仲間がいれば、人は集まる。
実際に今回40名以上がこの神社を訪れるだけのために集まり、その半数以上が全国各地、道外からでした。
政令指定都市など主要都市以外の小さな市町村は、スペックを競うのではなく、人を惹きつける他に無いようなパワースポットを見つけたり、作り出すこと。
そして一番のパワースポットである、”人を惹きつける力のある人”を育てることが大切だということを改めて感じました。
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