断熱リフォーム
うちは今は不動産屋さんだが、以前は別会社の建設会社がメインで、20年前に結婚して入社した時、私は住宅建築の営業的な仕事もしていました。
今では新築住宅を請け負うことこそないものの、中古住宅の仲介時にリフォームの工事も併せてお世話させていただくことがあります。
自分自身は建築のプロとはとても言えませんが、建築のプロとともにお客様の住宅を手がける身としては定期的に建築の勉強もするようにしています。
今日は、長野市まで行って住宅リフォームの講習会に参加してきまた。
”性能向上リフォーム”といって、見た目やキッチン・トイレなどの設備を交換することにとどまらない、耐震改修や断熱改修についての講習会でした。
入浴中に溺死する高齢者の数は、交通事故で亡くなられる数よりも多いってことは知ってますか?
いわゆるヒートショックという、寒い脱衣で血管が収縮し、熱い風呂に入り急に拡張して気を失ったり脳卒中になってしまうそうです。
県別で見るとは、北海道が一番少なく、長野県もどちらかというと少ないほうらしい。しかし、それは最近の寒冷地の住宅が高断熱で暖かい家になってきているから。
古くて、気密性、断熱性の低い住宅はまだまだ危険をはらんでいます。
また、断熱改修して室温が2.5度上がるだけで、食生活の改善やお酒を控えたり降圧剤を飲むよりも血圧を下げる効果があるとか。
さらに、断熱改修によって冷暖房費を抑えることができ、年間10万円以上のコストを抑えて、工事代を15年とか20年で回収できることもある。
断熱改修にしても、耐震改修にしても、目に見える工事ではないので限られた予算の中で、ユニットバスにするとか畳をフローリングにするとか目に見えて快適に美しくなる工事に押しやられてしまいがちです。
しかし、人生100年時代です。65歳でリタイヤ後に移住をしたとしても35年暮らす家になるかもしれません。
ぜひ断熱リフォームにも目を向けましょう!
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