田舎に泊まろう
いつになれば観光客を心から歓迎できるのか
まだ、首都圏からの移動は自粛要請がでており、第二波を心配する声もある中で「田舎に遊びに来てください」と声高に言いにくい状況にある。
年配の方を中心に、やはり田舎では「都会から人が来るのはまだ不安を感じる」という声を聞くこともしばしばだ。
よく引き合いに出されて来た”戦争”は終決すれば平和になるし、自然災害はおさまればひとまず安心できる。
しかし、今回の新型コロナ禍にははっきりとした終わりが無い。たとえ国が安全宣言をしたとしても目に見えないウィルスを恐れ続ける人も多いだろう。
拒否してしまった過去は消すことができるのか?
医療の進歩や、免疫力の向上、ウィルスの根絶など、何らかの形でたとえ不安がなくなったとしても、一つ大きな問題をのこしている。
田舎に住む人が外からの人を拒絶してしまった。もちろん全ての人ではないし、それぞれの個人の冷静な判断に基づいて、「しばらくお互いに控えましょう」という態度のひともいた。
しかし、いわゆる自粛警察てきに県外者に嫌がらせを行ったり、宿泊業など都会からの移動を誘発する業種に匿名で攻撃的な批判をあびせたり。
一部の人ではあるけれど人を人と思わないような言動を平気でむしろ正義感をもって行っていることも。
そんな場面に出会してしまったり、見聞きしてしまった県外の人は果たして今まで通り長野県に行ってみたいとか住んでみたいとか思うのだろうか?
「長野県は自然はいいんだけど人がね〜……」なんて言われるようになったとしたらなんとも悲しいことでは無いか。
悪いニュースほど目立つ
繰り返しになりますが、ひどい対応や言動をする人は一部の人で、自分の身近な知人友人との会話の中では、むしろ「どうしてそういう人がいるんだろう?」と悲しんだり憤っている人ばかりだ。
どこに行っても閉鎖的なひととオープンな人はいる。田舎だからといってどこもかしこも閉鎖的ではないし、新しい形のオープンで暖かいコミュニティーは出来つつある。
ぜひ泊まりがけでゆっくり田舎に遊びに来る日を楽しみにしてほしい。伊那市だけでもここ数年でいくつも簡易宿所許可をとったリノベの宿ができた。
田舎のおばあちゃんの家をリノベしたゲストハウスや築150年を超える古民家の貸し別荘もある。バスターミナルのすぐそばにもシンプルドミトリーのまちやどが。民間だけでなく伊那市の移住体験住宅もある。
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