自然と人と
台風19号で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます
県内では千曲川の氾濫が酷く、小布施の栗農家の親しい友人は自宅も今年せっかく採れてた栗も甚大な被害を受けられた様で、1日も早い復旧を祈念しているところです。
南アルプスから天竜川にそそぐ三峰川が、上流のダムの放流により氾濫危険水域に達して、一部住民が避難となったものの、伊那市をはじめとする南信地方は人的被害や水害はほとんどなく、我が家もうちの会社もおかげ様で無事でした。
天竜川流域では昭和36年の三六災害と呼ばれる大水害、昭和58年の台風10号による水害、そして平成18年に梅雨時の豪雨災害と、ほぼ20年ごとに大きな水害が起こっています。
治水工事やダムのおかげ
平成18年の豪雨災害では天竜川にかかっていたいくつかの橋が流されたり堤防が決壊したりしました。
そこで、その後に護岸の補強工事や歌唱を掘り下げる工事が行われました。その効果もあってか、今回天竜川は危険水域まで行くことはありませんでした。
三峰川上流にある2つのダムの絶妙な調整で大きな水害を免れたという話も聞きましたし、前回の豪雨災害でも、別の支流にあるダムが保たなければ大水害になってしまった可能性もあったようです。
そもそも、明治時代に現在の堤防が築かれる以前は”暴れ天竜”と呼ばれ、大水の度に川筋すら変わってしまっていたようです。
自治会はやはり大切
山や川、自然が豊かということは災害にあうリスクもはらんでいて、コンクリートの人工物など科学・工学技術の進歩によって整えられたインフラ施設は人を守ってきた。
快適で安全な田舎暮らしはこの自然と人とのバランスの中にあり、どの辺りを選ぶかは個人個人の価値観によって違っていくものなのでしょう。
そして、どんな場所に住むにしても、何かが起こった時に、あそこには誰が住んでいてどんな状態だということがわかっている様な隣組・ご近所さんがいることで安否確認ができる。
すぐに連携を取って事に当たることができる自治会組織があることで、外部からの救援を待たなくても助け合って救助活動や復旧活動を行うことができる。
田舎暮らしでわずらわしいと敬遠されがちな自治会活動はやはり必要で大切にしていかなければいけないものだと改めて思わされました。
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