神社と地方創生
明治政府が中央集権するためにやったこと
毎月、1日と15日に地元の氏神様、伊那東大社に参拝しています。
この神社は明治になってそれまでこの辺りの村落にあった大小69もの神社を合祀した新しい神社で、伊那の市街地の天竜川東側の大部分を氏子としています。
もともと全国の村々の信仰の場であり、社交の場であり、子供達の遊び場であり地域ごとの特色の現れであった神社仏閣まで国で統制し、コントロールしようとした。
合祀されて取り払われた境内の土地は売ったり官舎の用地にされたり鎮守の森の木々まで切り倒されて売られてしまったそうです。
当初、財政的に厳しかった明治政府の中央集権化のために地方が売られたとも言えます。
実は地方の衰退はここから始まったのではないかと思っています。
お祭りがコミュニティーを作る
明治以降にできた新しい神社ですが、春のお祭りのときには子供神輿が街中を練り歩きます。
子供が小学生のときに一緒について回りましたが、街の人は、こんな子供達がいるんだとか、逆に、子供達は、ここには一人暮らしのお年寄りがいるんだとか、地域の現状を知る機会になります。
神様を信じる信じないを別にしても、地域の神社とそのお祭り、行事を大事にしていくことは地域を守っていく鍵となるのではないでしょうか。
でも神社とか神様ってよくわからない?
そういう私も毎月氏神様にお参りするようになったのは、この数年のこと。
10数年来おつきあいをさせていただいているビジネスプロデューサーで神道家でもある道幸武久先生に神道や神社について教えていただことがきっかけでした。
神様とかよくわからないという方は、ちょうど道幸先生の本が今月末に出版されるのでおすすめします。
今月末まで、サンマーク出版さんのサイトから”サキ読み”登録で1章丸ごと立ち読みできちゃいますよ!
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1件の返信
[…] トワークや地域のコミュニティーの要となってきた氏神様がこれからの地方創生のキーポイントになるのではないでしょうか。以前の記事、神道と地方創生その1 神道と地方創生その2 […]