IoTのINA Valley
伊那市は、平成28年に経済産業省の「地方版IoT推進ラボ」に選定されました。現在、全国で93地域が選定されていますが、伊那市は第1弾で選定された29地域の一つです。
モノのインターネット
そもそもIoTとはInternet of Things(インターネットオブシングス)の略で、インターネットを通じてモノを操作したり、モノの状態を知ったり、モノとモノを繋いだりすることだそうです。
このIoTやAI、ロボットなど、新産業技術を活用して地域課題の解決や産業イノベーションを起こすことを目指す、伊那市新産業技術推進協議会が3年前に発足しました。
以前の記事に出てきた自動運転バスの実証実験もこの取り組みの一環のようです。ドローンで過疎の山村に物を運ぶ実証実験もしています。
昨年までは、スマート農業、スマート林業、ドローン物流、インテリジェント交通、ICT教育という5つの部会があったのですが、今年からスマート工業、アメニティ定住という二つの部会が追加されました。
協議会に参加しました
昨日、本年度第1回目の協議会が開催され、私もアメニティ定住部会の一員として、新たに協議会委員を市長から委嘱されました。
これまで空き家バンクの担当や、移住セミナーの講師など伊那市の移住・定住のお手伝いをしてきたことや、私自身が県外からの移住者であることが委員として打診された際に伝えられた理由でした。
面白そうだとわりと気軽にお引き受けしたのですが、メンバーを見たら大学の先生、シンクタンクや研究機関の方、それぞれの分野の大企業の方など、そうそうたるメンバーで、地元の小さなうちだけ違和感を感じるほど。
それでもやはり手を挙げてしまう
市役所担当者も含めて50名以上は参加する物々しい会議だったのですが、興味のある話が出ると質問せずにはいられない性格は変わりません。
他の委員の方は、会長からのコメントを求められて初めて発言されていたのですが、私は2度も自ら質問してしまいました。(笑)
既存の部会のこれまでの取り組みの発表を聞き、全国でもトップレベルの先進的な取り組みを伊那市で行なっていることに改めて驚きました。
私がこれから所属することになる「アメニティ定住部会」はこれからどのようなことをしていくのか、正直まだイメージがつかめません。
しかし、対処療法的に問題解決をしていくのではなく、将来的にこうありたいという姿を目指し、いわゆるバックキャスティングでプロジェクトを進めていけたら良いのではと思っています。
(*ちなみにアメニティとはホテルの歯ブラシとかではなく、建物や土地、風土などの環境に感じる快適さなどのことだそうです。)
審議委員会のメンバーはほとんどが東京をはじめとする他県から出席されており、この会自体が伊那市の交流人口を増やす機会となっています。
ここは、お節介な不動産屋さんがなんとかしなくては。
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