活躍中の伊那出身者
前回のブログで、これから活躍が期待される若手アーティストについて書きましたが、今回はすでに活躍されている方のご紹介。
柘植伊佐夫さん
ビューティーデザイン、人物デザイン、衣装デザインなどで活躍する柘植伊佐夫氏は。1979年に美容界に入り、ヘアーメイクアーティストとしてイッセイミヤケや山本寛斎のコレクション、映画やPVなどで活躍後、映画やNHK大河ドラマ「龍馬伝」、「平清盛」で人物デザイン監修を担当するなど、人物デザインの開拓者として第一線で活躍しています。
人物デザイナーという新しいジャンル
今回、桜咲く高遠城址公園の中にある信州高遠美術館で開催される展覧会では、50年にわたるNHK大河ドラマの歴史に、衣装・カツラ・化粧・持ち道具をトータルでデザインする仕事を初めて導入した柘植氏の作品が紹介されています。
大河ドラマ、龍馬伝、平清盛、綾瀬はるかの主演した精霊の守り人、舞台のプルートゥPLUTOの衣装やスケッチが展示されています。そして、旬な展示がこれ。
翔んで埼玉
話題作の”飛んで埼玉”あの衣装の数々。人物デザイン監修、衣装デザインを担当されました。武田久美子さんブログにはヘアメイクをしている姿も。まだ私見に行けてないですが、先に直に衣装を見てしまいました(笑)
この展覧会は5月19日まで開催しているようなので、桜が散ってしまっても葉桜だけでなく楽しめますよ。
故郷との繋がり
ところで、田舎出身で全国や世界で活躍をしている人は様々な分野でたくさんいますし、もっと有名な方もいると思います。そして功成り名遂げて地元に寄付をしたり投資をされたりする方もいます。
そんな中で、私がこの柘植さんが素晴らしいと尊敬しているのが、単に有名人になったとか、単にお金を出したとかではなく、本業の分野で現役として直接に伊那市を盛り上げる仕事をされていることです。
一連のシリーズの伊那市のPR動画の総合プロデュース、監督を務めたり、ミドリナ委員会という伊那市の森林サポートプロジェクトの代表者としてこれまでの行政や民間企業や団体と全く異なる切り口で社会活動に取り組まれています。
レベルの高い仕事に触れる
私は直接仕事で関わっているわけではないのですが、講演会のお話をお聞きしたり雑談させていただく中でプロの仕事に対する取り組みやあり方に刺激を受けてとても勉強になりました。
工業製品などは田舎でも世界トップレベルのものを生み出しているところもありますが、こういうソフトの分野ではなかなかそういう仕事に触れる機会はありません。
レベルの高い人と接していると、それだけでも影響を受けて周りの人のレベルが上がります。
ぜひ様々なプロジェクトを進めて、伊那谷の”人”の力を高めていっていただきたいです。
P.S. 公園では出店もたくさん出ています。柘植さんもこよなく愛する伊那のソウルフード”ローメン”もぜひ!
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