日本で2番目に飲食店が多い街
一昔前、伊那市は大阪についで人口比率で日本で2番目に飲食店の多い街だという噂がありました。
誰が調べたのか、本当かどうか定かではありませんが、よそから来た人も、「小さな街なのにやたら飲み屋がありますね」とよく驚かれます。
全国が高度経済成長の並みに乗りつつあった1950年代、南アルプスから天竜川に流れる大きな支流の三峰川上流に美和ダムという洪水対策、かんがい、水力発電を兼ねた大きなダムの建設工事がありました。
そこに多くの建設作業員が集まったため、伊那の飲み屋街は急激に数を増やしたのだと聞いています。
今でこそ寂しい人通りとなっていますが。バブル期には週末ともなれば行き交う人で肩がぶつかるほどだったそうです。
昨日はふらっと一人で以前に仲介をさせていただいたお客さんのお店に飲みに行きました。
1軒目は、数年前にご夫婦ではじめられた酒処あゆ川さん。アユ釣り名人のご主人が天竜川や支流の横川川などで釣った鮎が食べられます。珍しい鮎の一夜干しはぜひおすすめ。
気さくなおかみさんとのカウンターでの会話も楽しく、出張でたまたま伊那に来て一見さんから常連となるお客さんも多いようです。
2軒目は全く趣を変えて、商店街にあった歯科医院をスケルトンからリノベーションした伊那で一番?お洒落なBAR、Amberさん。
酒の品揃えはもちろんのこと、内装、グラス類など妥協がなく、若い店長ですが、お酒に向き合う真摯さがカウンター越しに見て取れ、所作も綺麗で、ウイスキーの味を引き立ててくれます。
当社の直接のお客さんのお店も、それ以外でもまだまだ素敵なお店はたくさんあります。このブログでも少しづつご紹介していきます。
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