木曽の冬は「すんき」
昨日は新年2営業日目にして早速、木曽で仕事でした。中古別荘の売却にあたってのゴミ片付けの立ち会いです。
今回、木曽に行くのに楽しみにしていたものがあります。それは木曽の伝統漬物”すんき”
”ずいき”ではありません。ずいきは芋の茎ですが、”すんき”は赤カブの漬物。漬物と言っても、塩も醤油の糠も使いません。植物性の乳酸菌発酵のみ。
10年ほど前にテレビでなんども取り上げられて、その健康効果などが話題となりちょっとしたブームとなりました。
伊那では普段は野沢菜漬けですが、昨年末に妻がたまたまスーパーで見つけきて、薄切り豚バラと白菜の鍋に入れたところすごく美味しく、癖になり、それ以来なんどもすんき鍋をしています。
伊那のスーパーにはあまり置かれていないので、木曽の道の駅で買い入れて来ようと思っていたという訳です。
ここは小さな道の駅なのですが、地元のおばあちゃんたちが作った野菜、惣菜、漬物、山菜おこわなどが美味しく評判が良いです。
おばちゃんたちは店員なのかたむろっているだけなのかわからないようなゆるいお店ではありますが…..
そして、帰りにちょうどお昼になったので、すんき蕎麦を食べに行きました。
乳酸菌独特の酸味が暖かい蕎麦と相まって、体が温まります。
もともと、海から遠く塩が貴重だったために、無塩で漬物をつけるという文化が生まれたそうです。
不便であることということは凄いものを生み出すことがある。そしてその凄いものも忘れ去られていることが多い。
木曽にも第二、第三のすんきが埋もれているんではないだろうかと思いながら蕎麦湯を飲み干しました。
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