孫のための移住
昨日、不在中にご来社のお客さんから柿をいただきました。アパートを仲介させていただいた方で、もう長いお付き合いです。
岐阜の方で、娘さんに双子が生まれ、その子たちが小学校に上がるのにあわせて田舎暮らしがしたいと伊那のお隣、南箕輪村に移住されたのを追いかけるように9年前にご夫婦で移住されました。
娘さんの子育てを手伝い、お孫さんの世話をしながらもご夫婦自身も南アルプスの山を望めるちょっとした畑もあるアパートでの田舎暮らしを楽しまれていました。
途中、家賃を払い続けるよりもいっそ中古住宅を購入したらどうか?ともおすすめしましたが、いずれ岐阜に帰るタイミングがいつになるかわからないこともあってなかなかその決断は出来なかったようです。
そしていよいよお孫さんたちも来春中学卒業の年になり、いよいよ岐阜に帰ることになりました。
先日来社された際には、「こんなに長くこっちに住むことになると思わなかった。こんなに家賃を払うなら社長の言う通り家を買って、また売ればそのほうがきっと安上がりだったよ。」と。
「社長のブログに移住の失敗例で自分の話を書いてくれていいよ(笑)」なんておっしゃっていました。
しかし、こればかりは失敗かどうかはなんとも言えません。家賃が勿体無いからと最初から家を購入したものの、近所と折り合いがうまく行かず、すぐにまた引っ越すことになったと言う話もあります。
賃貸住宅であれば、何かが壊れても基本的には大家さんが直してくれるので、急な出費を心配したり備える必要もありません。
また、以前もリタイヤ後に一人で移住された方が10年暮らした家を売却して愛知の子供達の家の近くに戻るというお客さんの家の売却のお世話をさせていただきましたが、高齢になってからの売却活動は体力的にも精神的にも大変になります。
“移住・田舎暮らしというと家を買うというイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが売買物件を探すという選択肢にこだわらず、賃貸でも十分楽しむことが出来ますよ。”という良い事例に今回はなるのではないかと思っています。
賃貸がいいか購入がいいか、はたまた当面賃貸で途中で購入するのか、その方のライフスタイルやその後の計画によっても様々です。
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ps. O様、いつもブログ応援ありがとうございますw残りの田舎暮らしをお楽しみください。
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