移住のカタチ
伊那市、南箕輪村の空き家バンク担当業者の一員になっていたり、木曽の別荘物件を取り扱っていることもあり、これまで何十組もの移住者のご相談をお受けしたり仲介をさせていただいたりしてきました。
移住者といっても、年齢も住みたい場所もご予算も様々です。先日は、ご主人の現役リタイヤを控えたご夫婦が当社取り扱いの空き家バンク物件を見学したいとご来社されました。
リタイヤ後の生活を考えると、住宅購入に多額の費用をかけるわけにはいかない、かといって年齢的に住宅ローンは借りられないからなるべく安い中古住宅をと考えられる方が多いです。
しかし、非常に安い中古住宅はかなり古い物件が多く、一般的に寒い家になってしまいます。冬の寒さに慣れていないと実際耐えられるかどうか不安があると思います。
今回、そのお客様にお勧めしたのは、まだお仕事をされているうちにセカンドハウス向けのローンで物件を購入するという方法です。
参考:八十二銀行の移住特別ローン
この辺りの相場からすると、500万円以下の中古住宅はかなり古い物件となり、1000万円前後なら大掛かりなリフォームをせずに今時の暮らしができる物件も出てきます。
例えばあくまでも単純な参考例ですが、500万円を自己資金、500万円を借り入れというくらいであれば、退職金まで手をつけず、返済もさほど負担ではない生活が可能ではないでしょうか。
また、借り入れはしたくない、古い家でもなんとかなるのでは?という場合は、一年だけ売主さんに賃貸契約をしてもらい、四季を体験し、近隣を知り、定住出来そうであればそのまま購入するという方法もあります。
これは、売主さま、買主さま、仲介業者の三者の理解と信頼関係が必要にはなります。ちょうど本日、昨年その形で平塚から移住してきた方が一年間の体験居住期間を終え、正式に購入することとなり無事契約となりました。
不動産は一つとして同じものがなく、住む方のライフスタイルもいろいろ、資金計画、仕事と様々な要素が絡み合う移住にはただ物件を紹介するだけでなくトータルなコーディネートが必要になります。
そのために、様々な場に顔をだし、いろんな人とおつきあいをし、情報収集したり発信したりしています。
決して本業そっちのけで遊びまわっているという訳ではありませんよ(笑)
当社のホームページなどに掲載している物件以外の他社さんの取り扱い物件でも買主側の仲介者としてお手伝いさせていただけることもありますので、ご相談ください。
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